8.発達障害とPTSDの関連性
心的外傷後ストレス症(Post Traumatic Stress Disorder)
PTSDは、死の危険に直面した後、その体験の記憶が自分の意志とは関係なくフラッシュバックのように思い出されたり、悪夢に見たりすることが続き、不安や緊張が高まったり、辛さのあまり現実感がなくなったりする状態です。PTSDは決して珍しいものではなく、精神医療においては「ありふれた」病気のひとつであると言えます。生死に関わる体験をすると、多くの人には不安、不眠、動悸などの症状が生じますが、多くの場合は一過性です。またフラッシュバックのような症状が生じたとしても、数ヶ月のうちに落ち着く人が少なくありません。しかし時間が経っても楽にならなかったり、かえってますます辛くなることもあります。また、数ヶ月から数年間経ってから、PTSD症状がはっきりとしてくる場合もあります。
こころの情報サイトより
こころの病気を知る - PTSD
本題の発達障害とPTSDの関連性
以下のリンクをご覧いただくとわかりますが、2019年以降のページによるとPTSDを発症する人の中に、発達障害を伴ってパニックや不安などがある人も少くないこともわかってきています。
りたりこ発達ナビより
PTSD(心的外傷後ストレス症)と発達障害の違いは?
障害者.comより
発達障害とPTSDについて〜忘れたくても忘れることができない
ADHDの症状の中にはPTSDの症状と似ている点があったり、ASDのある子どもの中にはPTSDだと診断されなくとも、こころの傷によって苦しんでいる場合もあります。
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